Julia言語&IJuliaのインストールメモ(Jupyter Lab)

以前に書いたJuliaの記事に補足する内容として、Linux(Ubuntu)にJuliaをインストールし、jupyter Labから利用できるまでを紹介します。

1.環境

OSは、Ubuntu(20.4)となります。
NAME=”Ubuntu”
VERSION=”20.04.2 LTS (Focal Fossa)”

2.Juliaのインストール

    1. ダウンロード
      Juliaのサイト1から、インストールしたいバージョンのバイナリをダウンロードします。
      公式サイト2やJuliaのGithub3では、ソースコードからビルドする方法や、パッケージ管理コマンドであるaptからインストールする方法が紹介されています。

      Linux(Ubuntu)については、このバイナリからのインストールを推奨しています。
      It is strongly recommended that the official generic binaries from the downloads page be used to install Julia on Linux and FreeBSD.
      wget https://julialang-s3.julialang.org/bin/linux/x64/1.6/julia-1.6.1-linux-x86_64.tar.gz

      この記事では、最新の安定版であるJulia1.6.1:Current stable release: v1.6.1 (April 23, 2021)をインストールします。※適宜、目的のバージョンを指定してください。

    2. 設置・PATHを通す

      ダウンロードしたjuliaのバイナリを解凍します。
      同じディレクトリにダウンロードしたバージョンに対応したディレクトリ名(julia1.6.1)が確認できます。
      tar zxvf julia-1.6.1-linux-x86_64.tar.gz
      解凍されたjulia1.6.1を /opt に移動して、PATHを~/.bashrc(または~/.bash_profile)に追加します。
      移動先は、各々の都合の良いディレクトリに置き換えてください。
      mv ~/YOUR_DIR/julia-1.6.1 /opt/
      echo 'export PATH="/opt/julia-1.6.1/bin/julia"' >> ~/.bashrc
      以下のコマンドで、正しくJuliaのバージョンが表示されれば、インストールできているはずです。
      julia --version
      # julia version 1.6.1

    3.IJuliaのインストール

      1. Juliaを起動
        Ubuntu側にインストールしたJupyter Labからjuliaを利用できるようにします4


        juliaを起動後、 ] キーを押してpkgモードに切り替えます。
        pkgモードでは、プロンプトの表示が以下のように変わります。


      2. IJuliaをインストール
        次に、 add IJulia と入力して、 JuliaREPLからIJuliaをインストールします。
        ※インストールが完了するまで、10分前後かかります。

        このような画面のまま変化せずに不安になりますが、しばらく待つとインストールが始まります。

        エラーが出ずインストールが完了していれば、jupyterのカーネルにjuliaが登録されているはずです。
        以下のコマンドで確認することができます。

        jupyter kernelspec list

        # output
        Available kernels:
        ir /root/.local/share/jupyter/kernels/ir
        julia-1.6 /root/.local/share/jupyter/kernels/julia-1.6
        python3 /home/WorkSpace/note/.venv/share/jupyter/kernels/python3

        Ijuliaについては、Manual(Running the IJulia Notebook)の情報も参考になります。エラーの対応に役立つ情報が見つかるかもしれません。

        ここまでの手順をエラーなく完了したら、Jupyter Labを起動してjuliaが利用できます。

        ENJOY !!

      3. 追記
        この記事では、統合された分析インターフェースの構築を目的としているため触れていませんが、Juliaに独自のjupyterを構築することもできるそうです。その場合は、Ijuliaのドキュメント4の下部 IJulia create and manage its own Python/Jupyter installation あたりが参考になります。

    4.参考文献

    1. Julia. The Julia Programming Language:Download Julia(https://julialang.org/downloads/)
    2. Julia. Platform Specific Instructions for Official Binaries:Linux and FreeBSD(https://julialang.org/downloads/platform/#linux_and_freebsd
    3. julia/doc/build/build.md. Github:Building Julia (Detailed)(https://github.com/JuliaLang/julia/blob/master/doc/build/build.md#building-julia-detailed
    4. JuliaLang/IJulia.jl. Github:IJulia, Quick start(https://github.com/JuliaLang/IJulia.jl#quick-start
    5. IJulia. Manual, Running IJulia, Running the IJulia Notebook(https://julialang.github.io/IJulia.jl/stable/manual/running/#Running-the-IJulia-Notebook

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