Razer Blade 15はUSB-C Power Deliveryでどこまで使えるか-Day1

ご存じの方も多いと思いますが、NVIDIA社のGPUを搭載したRazer Blade 15というラップトップPCは、CPUにはIntel i7 -10875H、GPUにNVIDIA RTX2080 Super Max-Q Designという構成のため、付属するバッテリーの出力も230Wと高出力です。

ユニットの重量は、電源アダプターが772g、本体は約2Kgあります。
最近、このRAZERをメインに利用しているのですが、自宅とオフィスを行き来するような利用では、こちらの膝と腰が早々に疲労破壊してしまいそうです。

そこで、心もとなさは承知のうえ、社外製1の90W出力の電源アダプターからUSB-CによるPower Delivery(以下PD)で日常使いをして、使用に支障をきたさない範囲で運用の状況を残しておこうと思います。

RAZER Blade15inchは、ゲーミング用途の性格が強いPCのようですが、今回の用途は、研究と仕事で行うデータ分析やモデリング用途のみとなります。接続する機器は、USBドングル付きのワイヤレスマウスのみです。

さて、運用初日の状況ですが、PDによる給電で電源を入れると、このような通知が表示されます。


付属の電源出力の1/3程度の電力のため、当然といえばそれまでですが、バッテリーの急速な放電という表記にやや不安がよぎります。
PDで電力供給が間に合わず、バッテリーを痛めるようなことはしたくないものです。

  

PDの状態で、GPUフルに使うようなことは想定していませんが、念のために電源設定をバランスのまま消費電力重視の設定に変更してみました。


ひとまず、ブラウザ上からこの記事を書く程度の使用であれば、まったく問題なく給電できています。

また、付属の電源アダプタの場合は、ウェブ閲覧程度でもファンが作動することがありますが、PDによる給電を始めて以降は作動する気配がありません。おそらく省電力よりの設定になるのだろうと思います。

専用アプリRAZER SYNAPSEの表示(PD使用時)

今後もどのくらいの負荷までPDで使用できるかを記録していきたいと思います。より定量的に記録できるように、給電している電力や消費電力をチェックできるアプリも探してみます。

まったく余談ですが、久々にWindowsをメインに使用しましたが、WSL(Windows Subsystem for Linux)からUbuntuが利用できたりと、その進化に驚きました。もしかしたら、Macよりも分析に適しているかもしれません。


参考・引用

  1. RAVPOWER PD3.0対応90WGaN急速充電器(https://www.ravpower.jp/rp-pc128

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